近年危険物施設における地下タンク等は年々老朽化が進み、腐食貫通孔から危険物が周辺土壌や河川に流出するなどの事故が増加しております。
このような状況において平成19年2月27日に消防庁危険物保安室長から既存の地下タンクの内面腐食・防食措置として施工するFRP内面ライニングについて「鋼製地下タンクの内面保護に係るFRPライニング施工に関する指針」が示されました。また、この指針を受け、(一財)全国危険物安全協会ではFRP内面ライニングの安全かつ、適正な施工の確保のために「鋼製地下タンクFRP内面ライニング施工事業者認定制度」を設け、施工事業者の施工事業者の認定等が行われました。
その認定を受けた事業者が施工技術や安全管理および災害や事故に関する情報交換を行い、さらに研修会の実施等を通じ危険物災害の防止に向けて連絡協調することが必要と考え、これらの目的達成のために設立いたしました。